「張り詰めた」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
張り詰めた

【読み方】
はりつめた

【意味】
心が引き締まった。緊張した。

【類義語】
・緊張

【対義語】
・緩む
・弛む

「張り詰めた」の使い方

健太
張り詰めた空気が漂っていると笑いたくなるよね。
ともこ
普通はならないわよ。健太くんが変なのよ。
健太
笑っちゃいけないって思うと笑いたくなるじゃないか。
ともこ
笑いをこらえようとすると余計に笑いたくなるのは分かるけれども、張り詰めた空気の中では笑わないわ。

「張り詰めた」の例文

  1. 張り詰めた空気をどうにかしようと冗談を言ったら、空気が凍り付いてしまった。
  2. 扉のしたにある僅かな隙間から父親と母親の張り詰めた声が響いてくる。(柳美里 女学生の友)
  3. だがまだ難を逃れたわけではないと思い、気は張り詰めたままだった。(筒井康隆 恐怖)
  4. 息がつまりそうなほど二人の間の空気は張り詰めていた。
  5. 「最終結論は出ていない」 そのひと言に張り詰めた空気のどこかに見えない穴が開いたようになる。(池井戸潤 下町ロケット)