【言葉】
不行き届き
【読み方】
ふゆきとどき
【意味】
行き届かないこと。よく気がつかないこと。
【類義語】
・不徹底
・不十分
「不行き届き」の使い方
100人以上の人たちが、雑踏で圧死したんですって。
当日は、警察が警備していたそうだから、不行き届きがあったんだろうね。
ハロウィンを楽しみに来ただけなのに、まさか死ぬとは思っていなかったでしょうね。
これからは、満員電車に乗るのも怖いよ。
「不行き届き」の例文
- もし連中に何か不行き届きがあれば、 私どもが監督することができます。(シェイクスピア リア王)
- 見ると、朝廷新政のみぎり、この不行き届きのあるは申しわけがない。(島崎藤村 夜明け前)
- 不行き届きな点はお詫び申し上げます。
- 不行き届きのないよう、細心の注意を払う。
- 警備不行き届きの責任を取り、彼は辞任した。
「不行き届きで申し訳ございません」とは?
「不行き届き」を用いた表現の一つに「不行き届きで申し訳ございません(ふゆきとどきでもうしわけございません)」があります。
「不行き届きで申し訳ございません」とは、注意が行き届かず、ご迷惑をかけて申し訳ございませんという意味です。
【例文】
- 監督不行き届きで申し訳ございません。全て上司である私の責任です。
- 管理不行き届きで申し訳ございません。お客さまには多大なご迷惑をおかけしました。