「強いる」の意味と使い方や例文!「無体を強いる」とは?(類義語)

【言葉】
強いる

【読み方】
しいる

【意味】
相手の意思に反して、無理に何かをさせたり受け入れさせたりすること。また、負担や犠牲などを余儀なくさせること。

言葉の博士
「強いる」は、相手が望んでいないことを無理にさせたり、負担を受け入れざるを得ない状況にしたりすることだよ。「無理な作業を強いる」のように使うんだ。
助手ねこ
ニャルほど! 一人では終わらない仕事を押し付けるのも「負担を強いる」ことなんだニャ。オラも協力できる方法を考えるニャン!

【類義語】
・強制する
・強要する
・無理強いする

「強いる」の使い方

健太
文化祭の準備を、僕一人に全部任せると言われたんだ。
ともこ
それは一人に大きな負担を強いることになるわね。
健太
うん。役割を分担できるようにみんなに相談してみるよ。
ともこ
そうね。無理のない方法で協力できるといいわね。

「強いる」の例文

  1. 被害者に泣き寝入りを強いるとは何事だ。
  2. 急な予定変更は、参加者に大きな負担を強いることになった。
  3. ただでさえ忙しい現場に、さらなる負荷を強いた。
  4. 発達した文明が人に苦痛を強いるという話は、容認したくありません。(福井晴敏 終戦のローレライ 上)
  5. 実の頼みは、茶話のようで、その実無理にも強いるような力を持ていた。(島崎藤村、家)

「無体を強いる」とは?

「強いる」を用いた表現の一つに「無体を強いる(むたいをしいる)」があります。

「無体を強いる」とは、道理に合わない要求や無理なことを、相手の意思に反して押し付けることです。「無体」は、無理・無法なことを表します。

【例文】

  1. 担当者は、一人で何人分もの作業をこなすよう無体を強いられた。
  2. 休みを取らずに働くよう、部下に無体を強いる上司がいた。