【言葉】
強いる
【読み方】
しいる
【意味】
相手の意思に反して、無理に何かをさせたり受け入れさせたりすること。また、負担や犠牲などを余儀なくさせること。

「強いる」は、相手が望んでいないことを無理にさせたり、負担を受け入れざるを得ない状況にしたりすることだよ。「無理な作業を強いる」のように使うんだ。

ニャルほど! 一人では終わらない仕事を押し付けるのも「負担を強いる」ことなんだニャ。オラも協力できる方法を考えるニャン!
【類義語】
・強制する
・強要する
・無理強いする
「強いる」の使い方

文化祭の準備を、僕一人に全部任せると言われたんだ。

それは一人に大きな負担を強いることになるわね。

うん。役割を分担できるようにみんなに相談してみるよ。

そうね。無理のない方法で協力できるといいわね。
「強いる」の例文
- 被害者に泣き寝入りを強いるとは何事だ。
- 急な予定変更は、参加者に大きな負担を強いることになった。
- ただでさえ忙しい現場に、さらなる負荷を強いた。
- 発達した文明が人に苦痛を強いるという話は、容認したくありません。(福井晴敏 終戦のローレライ 上)
- 実の頼みは、茶話のようで、その実無理にも強いるような力を持ていた。(島崎藤村、家)
「無体を強いる」とは?
「強いる」を用いた表現の一つに「無体を強いる(むたいをしいる)」があります。
「無体を強いる」とは、道理に合わない要求や無理なことを、相手の意思に反して押し付けることです。「無体」は、無理・無法なことを表します。
【例文】
- 担当者は、一人で何人分もの作業をこなすよう無体を強いられた。
- 休みを取らずに働くよう、部下に無体を強いる上司がいた。













