【言葉】
生気を失う
【読み方】
せいきをうしなう
【意味】
いきいきとした状態や活気を失くす。
【類義語】
・無気力
・脱力
「生気を失う」の使い方
あのサッカーチームがJ2に降格するんだって。
インタビューでの監督は、生気を失っていたわね。
そりゃそうだ。サポーターの信頼を失い、スポンサーの期待を裏切ったわけだからね。
監督だけのせいじゃないのに、全責任は監督にあるのね。
「生気を失う」の例文
- 彼女の目は生気を失っていた。
- 暑かったからか、その部屋の花は生気を失っていた。
- 温かいココアのおかげで生気を失っていた体がポカポカしてきた。
- 会社を首になった彼は生気を失い、まるで死んでしまったかのようだった。
- 囚人たちは生気を失った顔をしていた。
「生気を失う」と「正気を失う」の違いは?
「生気を失う」に似ている語に「正気を失う(しょうきをうしなう)」があります。
「正気を失う」とは、正常な心や確かな意識を失くすという意味です。
どちらも失うことをいう表現です。
しかし「生気を失う」は、無気力になることをいいます。
対して「正気を失う」は、自分を見失っている状態を表します。