【言葉】
見紛う
【読み方】
みまがう
【意味】
見まちがえる。見あやまる。
【類義語】
・見誤る
・見違える
・見損なう
「見紛う」の使い方
花と見紛う美しい雪だね。
寒いけどね。
寒さを忘れるくらいにキレイじゃないか。
忘れられないくらいに寒いわよ。
「見紛う」の例文
- 髪が長く小柄な少女は、見紛うことなくともこちゃんだ。
- 窓を開けると、名画と見紛う程の美しい景色だった。
- 健太くんは、美少女と見紛うような美少年だ。
- 後姿だけを見れば、とても五十代とは思えませんでしょ。二十代かと見紛うばかりではありませんこと?(東川篤哉 謎解きはディナーのあとで)
- 凄い年増。一目見ても見紛う処はない、お雪が話したそれなんで。(泉鏡花 湯女の魂)
「見紛う」と「見間違う」の違いは?
「見紛う」に似ている語に「見間違う(みまちがう)」があります。
「見間違う」とは、「見間違える」と同じで、「他のものとまちがえて見る。見ちがえる。みあやまる。」という意味です。
「見紛う」も「見間違う」も、見あやまることをいいます。
しかし「見紛う」は、比喩的表現に使われることが多く、文章語的です。