「見受けられる」の意味と使い方や例文!「見られる」との違いは?(類義語)

【言葉】
見受けられる

【読み方】
みうけられる

【意味】
①見かけられる。目にとめられる。
②見て判断される。

【類義語】
・見掛けられる

「見受けられる」の使い方

ともこ
観光客の姿が見受けられるわね。
健太
でも、地元の人がほとんどいないね。
ともこ
超大型台風が接近しているからね。
健太
観光を楽しんでいる皆さんに被害がないと良いね。

「見受けられる」の例文

  1. 誰もがそれについて物を言うのを恐れているかのようにも見受けられた。(ドストエフスキー 白痴 下)
  2. 最もお嫌いになるべきことが公には楽しいことのように見受けられます。(シェイクスピア リア王)
  3. 彼は膝に違和感を感じるようで、足を気にする場面がたびたび見受けられた。
  4. 一人もしくは二人世帯の数が加速的に延びたように見受けられる
  5. SNS上には、彼を批判するコメントが多数見受けられる

「見受けられる」と「見られる」の違いは?

見受けられる」に似ている表現に「見られる」があります。

見られる」とは、
①「見る」の受身形。
②そういう状況・様相が認められる。
③見るに堪える。

という意味です。

見受けられる」は、「健太くんは、変わらず元気そうに見受けられた」のように、婉曲的なニュアンスで使われます。

対して「見られる」は、断定的なニュアンスで使われます。