「殊勝な心がけ」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
殊勝な心がけ

【読み方】
しゅしょうなこころがけ

【意味】
けなげな心構え。感心な心構え。

【類義語】
・けなげな心構え
・感心な心構え

「殊勝な心がけ」の使い方

ともこ
この酷暑の中お墓参りとは、殊勝な心がけね。
健太
夢にご先祖様が現れて、たまには墓掃除に来いって言われたんだ。
ともこ
夢の中でも怒られているの?
健太
勘弁してほしいよ。

「殊勝な心がけ」の例文

  1. だが、今では、そのような殊勝な心がけなど薬にしたくともなかった。(滝口康彦 拝領妻始末)
  2. 「どこへ行くんだ」 「ちと、三条室町まで」 むろん俺ァ、そん時はやつが給金をもらったその足で国元に仕送りをするなんて思ってもいなかった。そんな殊勝な心がけのやつは、ほかにひとりもいなかったからな。(浅田次郎 壬生義士伝 上)
  3. そして修道院相手の訴訟はいっさいとりやめてしまおう、と決心したのである。こうした殊勝な心がけは、修道院長の食堂へはいったとき、さらに強固になった。(ドストエフスキー カラマゾフの兄弟)
  4. くれぐれも殊勝な心がけで学ぶようにと言われている。
  5. 成功しても驕り高ぶることなく、殊勝な心がけは変わらない。