「強いて言うなら」の意味と使い方や例文!「敢えて言うなら」との違いは?(類義語)

【言葉】
強いて言うなら

【読み方】
しいていうなら

【意味】
むりをおして言うなら。あえてさからって言うなら。

【類義語】
敢えて言うなら

「強いて言うなら」の使い方

健太
この学校には校則が無いよね。
ともこ
髪の色も服装も自由よね。
健太
強いて言うなら法律が校則かな。
ともこ
そうね。法に触れなければOKね。

「強いて言うなら」の例文

  1. 強いて言うならば、義務感のようなものが僕を突き動かしたんだ。
  2. 健太くんに欠点は無いが、強いて言うなら、「あの店はおいしいらしいよ。知らんけど」と言って責任逃れする所だ。
  3. 二人とも優秀だが、強いて言うならともこちゃんの方が集中力がある分、まだ伸びるかもしれない。
  4. 山に登るのは、強いて言うならば自分との闘いです。
  5. みんなあの頃と変わっていないけれども、強いて言うならば健太くんが少し明るくなったかな。

「強いて言うなら」と「敢えて言うなら」の違いは?

強いて言うなら」に似ている表現に「敢えて言うなら(あえていうなら)」があります。

敢えて言うなら」とは、言う必要のないことを思い切って言うとしたらという意味です。

強いて言うなら」も「敢えて言うなら」も、思い切って言うとしたらという意味で使われます。

しかし「強いて言うなら」は、無理を押して言うという意味があります。

対して「敢えて言うなら」は、言う必要のないことを言うという意味があります。