「揚がる」の意味と使い方や例文!「魚が揚がる」とは?(類義語)

【言葉】
揚がる

【読み方】
あがる

【意味】
①遊女屋に入って遊ぶ。
②揚げ物ができる。

【類義語】
・上がる
・挙がる

「揚がる」の使い方

健太
天ぷらはげたてにかぎるね。
ともこ
サクサクでおいしいわね。
健太
油っぽいものが苦手だけど、なぜか天ぷらは好きなんだよ。
ともこ
ここの天ぷらは、良質の油を使っているからからりと揚がるんじゃないかな。箸が止まらないわよね。

「揚がる」の例文

  1. 非常な速歩で朝日の揚がるころには、もう浜名湖の向うまで往っていた。(柳田国男 山の人生)
  2. 彼の名声が急に揚がる一方で、彼に対する迫害の火の手も高くなった。(寺田寅彦 アインシュタイン)
  3. 見ると、耳のとがった、尻尾の上に巻き揚がった猟犬をも連れている。(島崎藤村、夜明け前)
  4. なんだか紙鳶が木の枝へ引っかかっていながら、途中で揚がってるような気がしていけませんからと言った。(夏目漱石 手紙)
  5. 英雄の一種族を名の揚がるように育てたのだ。(森鴎外 ファウスト)

「魚が揚がる」とは?

揚がる」を用いた表現の一つに「魚が揚がる(さかながあがる)」があります。

魚が揚がる」とは、漁業などで魚が獲れる、魚を揚げ物にするという意味です。

【例文】

  1. この辺りは珍しい魚が揚がることが多い。
  2. 魚が揚がるとすぐに船の魚倉にいれて、漁港に運ばれる。