「足取り」の意味と使い方や例文!「足取りがつかめない」とは?(類義語)

【言葉】
足取り

【読み方】
あしどり

【意味】
①歩くときの足の運び方。
②人の通った道筋。犯罪者の逃げた経路。
③過去の相場の動きぐあい。

【類義語】
・歩調

「足取り」の使い方

ともこ
健太くんの足取りが重いわね。
健太
ちょっと悩みがあってね。
ともこ
心の重さが足取りの重さにつながったのね。
健太
悩みが解決して足取りも軽くスキップしたいよ。

「足取り」の例文

  1. 僕僕もそれは楽しいことらしく、足取りがどこか踊るようになっている。(仁木英之 僕僕先生)
  2. 海外に逃亡したとみられる犯人の足取りを追っている。
  3. 良い知らせを聞いたともこちゃんの足取りは軽かった。
  4. 足取りをつかむために、あらゆる捜査の手が打たれましたが無駄でした。(シャーロット・ブロンテ ジェイン・エア 下)
  5. 自分の足取りの軽さにわれながら驚きながら彼は傷心を忘れて微笑した。(スタンダール パルムの僧院 下)

「足取りがつかめない」とは?

足取り」を用いた表現の一つに「足取りがつかめな」があります。

足取りがつかめない」とは、人の通った道筋や犯罪者の逃げた経路を確実にとらえることができないことをいいます。

【例文】

  1. これだけ防犯カメラが設置されているのに犯人の足取りがつかめない
  2. ここで携帯電話が壊れたようで、この先の彼の足取りがつかめない