「どんでん返し」の意味と使い方や例文!「うっちゃり」との違いは?(類義語)

【言葉】
どんでん返し

【読み方】
どんでんがえし

【意味】
①さかさまにひっくり返すこと。転じて、物事がすっかり逆転すること。
②がんどうがえし(強盗返し)に同じ。

【類義語】
・逆転
・予想外

「どんでん返し」の使い方

健太
この人の作品は、主人公がどんなに危ない目にあっても、どんでん返しで最後は幸せになるから安心して読むことができるんだ。
ともこ
結末が分かっているからつまらないという人もいるわよね。
健太
現実世界が残酷だから、最後は幸せになる話を読んで救われたいんだよ。
ともこ
物語の中くらい幸せでありたいわよね。

「どんでん返し」の例文

  1. しかし、この裏付け調査には、もう一つどんでん返しがあった。(柳田邦男 空白の天気図)
  2. 余裕そうにしているけれども、どんでん返しを食うかもしれないわよ。
  3. 結末にどんでん返しのあるドラマが好まれる。
  4. ラスト10分にどんでん返しがあり、日本チームが勝利した。
  5. あきらめるのはまだ早い。人生にはどんでん返しがつきものだ。

「どんでん返し」と「うっちゃり」の違いは?

どんでん返し」に似ている語に「うっちゃり」があります。

うっちゃり」とは、
①相撲の決り手の一つ。相手の寄ってくるところを土俵際で身をそらせながら、逆に相手の身体を土俵外へ投げ出す技。
②海中に石・泥・塵芥を捨てる場所。

という意味です。

どんでん返し」も「うっちゃり」も、最後の土壇場で形勢を逆転することを言い、良い結果にも悪い結果にも使われます。