「鋭気を養う」の意味と使い方や例文!「英気を養う」との違いは?(類義語)

【言葉】
鋭気を養う

【読み方】
えいきをやしなう

【意味】
精神力や気力を育て蓄えること。

【類義語】
・英気を養う

「鋭気を養う」の使い方

ともこ
健太くん。根を詰め過ぎよ。
健太
練習していないと落ち着かないんだ。
ともこ
勝利するためには相当の体力を要するわ。今は鋭気を養って休息を取るべきだと思うの。
健太
それもそうだ。今はできるだけ鋭気を養おう。

「鋭気を養う」の例文

  1. たまっている有休をとって鋭気を養う
  2. ウナギを食べて鋭気を養いたいが、最近は高すぎる。
  3. この企画を成功させるためにも鋭気を養っておく必要がある。
  4. 温泉に行って鋭気を養ったから完璧だ。
  5. 鋭気を養い、気力体力共に十分だ。

「鋭気を養う」と「英気を養う」の違いは?

鋭気を養う」と同じ読み方の表現に「英気を養う」があります。

英気を養う」とは、活動する気力や元気を育て蓄えるという意味です。

辞書に掲載されている「えいきをやしなう」は「英気を養う」の方です。

なので、「鋭気を養う」は、一般的に誤用と考えられてます。

しかし「鋭気を養う」は、小説などで用いらることがあります。

なので、慣用的にそういう用法もあると考えるのが妥当です。

鋭気を養う」を用いると、相手に誤用と思われる可能性が高いことを念頭に置いておきましょう。