「壁打ち」の意味と使い方や例文!ビジネスやネットでの意味合いは?(類義語)

【言葉】
壁打ち

【読み方】
かべうち

【意味】
テニスなどで、一人で壁に向かってボールを打ち続けること。多く、練習や自主トレーニングのために行う。

【類義語】
・ひとりごと

「壁打ち」の使い方

健太
空手部の部長として悩みが多いよ。
ともこ
OBに壁打ちしてもらったら?
健太
歴代の部長に壁打ちしてもらおうかな。
ともこ
きっとこれまでの悩みは何だったんだっていうくらいにあっさり解決するわよ。

「壁打ち」の例文

  1. 健太くんに壁打ちしてもいいかと聞かれたが、時間がなかったので断った。
  2. オリジナルの事業案を10人に壁打ちし磨いていく。
  3. ともこちゃんは頼りがいがあるので、多くの人が彼女に壁打ちする。
  4. 今の上司は「壁打ちしよう」が口癖だが、これまでの人生で聞いたことがない言葉だったので最初は戸惑った。
  5. 優秀な経営者には、良い壁打ちの相手がいるものだ。

ビジネスやネットでの意味合いは?

壁打ち」は、ビジネスシーンやネットでも使われます。

ビジネスでの「壁打ち」の意味合いは?

ビジネスでは、自分の考えを人に話すことをいい、「壁打ちしても良いですか」は、「自分の考えを聞いてもらっていいですか」という意味です。

辞書に掲載されていない言葉で、業種によっては聞いたことがないという人も多いため、相手に通じない可能性があります。

また、人によって微妙に意味合いも違うため注意して使いましょう。

壁打ち」は、一人で壁に向かってボールを打ち続ける意から、ビジネスでは、自分の考えをまとめるために、話を聞いてもらうだけで助言を求めないことをいいます。

ネットでの「壁打ち」の意味合いは?

ネットでは、コミュニケーションはとらず、発信だけするという意味で使われます。

Twitterでは、フォローもフォロワーもいないアカウントでツイートすることをいいます。

また、勝手にフォローするのは構わないが、こちらはフォローしないという場合にも「壁打ち」が使われます。

また、発信するだけのアカウントを「壁打ち」するためのアカウントの意から、「壁アカ」といいます。