「御し難い」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
御し難い

【読み方】
ぎょしがたい

【意味】
コントロールしにくい。制御が難しい。

【類義語】
・コントロールが難しい
・操作しづらい
・統制しにくい

【対義語】
・御し易い

「御し難い」の使い方

健太
これは御し難い馬だね。
ともこ
馬には人間の聡明さが分かるのよ。
健太
馬鹿にされているってこと?
ともこ
そういうことね。私は御し易いもの。

「御し難い」の例文

  1. しかし簡単ではあるが容易ではありませんでした。世に御し難いものとて人間の作った沙漠のごときはありません。(内村鑑三 デンマルク国の話)
  2. 御車寄の階下には、その足利家の高ノ師直、また、近衛の武将新田義貞、名和長年など、天皇のお目からみると、どれも御し難い面だましいが、敷波に充満していた。(吉川英治 私本太平記)
  3. 皇太子は御し難いとされ、大臣に毒殺されてしまった。
  4. 御し難い存在は自分を映す鏡になると大女優は語った。
  5. 御し難い問題行動を起こす部下に手を焼く。