【言葉】
華やか
【読み方】
はなやか
【意味】
①花が開いたように、明るく人目を引きつけるさま。
②勢いなどが盛んなさま。
③きわだってはっきりしているさま。
【類義語】
・きらびやか
・絢爛
・華麗
・華美
【対義語】
・簡素
・質素
・滋味
「華やか」の使い方
華やかな人たちが多いね。
そうね。セレブが集まるパーティーだからね。
庶民の僕と違って華やかな人生を送る人たちだね。
華やかさと幸せは比例するとは限らないのよ。健太くんは、今幸せならそれでいいじゃない。
「華やか」の例文
- 叔父を先頭に一団が入って行くと、華やかな嬌声で私たちは迎えられた。(三浦綾子 続泥流地帯 草のうた)
- 自分を生んだ頃の父と母との若い華やかな時代をも語るものである。(永井荷風 虫干)
- こんな生活のいったいどこが素敵で華やかなのか、伺いたいもんですね。まったく、実に野蛮な生活です!(チェーホフ かもめ)
- 巨匠の華やかで精緻な筆致に見入った。
- ともこちゃんがいるだけで、その場の雰囲気が華やかになる。
「華やか」と「花やか」「派手」との違いは?
「華やか」は「花やか」とも書きます。また、「華やか」に似ている語に「派手(はで)」があります。
「華やか」と「花やか」の違いは?
「華やか」は「花やか」とも書きます。
しかし、美しくて、誰でも持っていたいと思うものの意では「華やか」が好まれます。
「華やか」と「派手」の違いは?
「派手」は、
①姿・形・色彩などが華やかで人目をひくこと。また、そのさま。
②態度・行動などが大げさなこと。また、そのさま。
という意味です。
「華やか」も「派手」も、人目をひくことをいいます。
しかし「華やか」は、きらびやかで美しいさまをいいます。
対して「派手」は、姿・形・色彩などが目立つことをいいます。