「引き留める」の意味と使い方や例文!「引き止める」との違いは?(類義語)

【言葉】
引き留める

「引き止める」とも書く。
【読み方】
ひきとめる

【意味】
①去ろうとする人をとどまらせる。
②ある行動に出ようとする人を思いとどまらせる。引きとどめる。

【類義語】
・繋ぎ止める
・結び付ける

「引き留める」の使い方

ともこ
健太くん。お客さんを遅くまで引き留めちゃだめよ。
健太
泊まっていってもらえばいいじゃないか。
ともこ
お客さんの予定を聞いたの?
健太
聞いてないけど大丈夫でしょう。もっと彼の話を聞きたいよ。

「引き留める」の例文

  1. 優秀な選手をチームに引き留める
  2. 強く引き留めたが彼のここを出ていく意志は固かった。
  3. わし自身ここにとどまってあの狂ったようなやつらを引き留めてみよう。(スタンダール パルムの僧院 上)
  4. おれは誰にも知られず、おまえたちをここへ引き留めておくことができる。(エミリー ・ブロンテ 嵐が丘)
  5. この者に耕作ができるかどうか調べて、引き留めておくようにしておくれ。(ボッカッチョ デカメロン)

「引き留める」と「引き止める」の違いは?

引き留める」は「引き止める」とも書き同じ意味で使われます。

留める」は、その場にとどめおくという意味です。
止める」は、動いているものの動きがやむようにするという意味です。

なので「引き留める」も「引き止める」も、同じ意味です。