「怯む」の意味と使い方や例文!「怯むことなく」とは?(類義語)

【言葉】
怯む

【読み方】
ひるむ

【意味】
①麻痺する。しびれる。なえる。
②傷などを受けて気力がくじける。
③恐れを感じたり相手の勢いに押されたりして気持ちが弱る。また、身がすくむ。

【類義語】
・しりごみ
・たじろぐ

「怯む」の使い方

健太
殺人現場を見てんでしまったよ。
ともこ
健太くんは刑事にふさわしくないわね。
健太
いつか慣れると思うよ。
ともこ
慣れる前に他の部署に飛ばされると思うわ。

「怯む」の例文

  1. 母の頭の中に見たくもないものが詰まっている気がして、夏貴はんだ。(畠中恵 百万の手)
  2. 並んで坐ると、それがちょうど膝になろうというんだから、大いにんだ。(泉鏡花 南地心中)
  3. いかにもんだような姿で、うっかり羞恥のあまり頬に血が上りかけた。(冲方丁 光圀伝)
  4. 大声で威圧され、少々んだ。
  5. この期に及んで怯むとは情けない。

「怯むことなく」とは?

怯む」を用いた表現の一つに「怯むことなく」があります。

怯むことなく」とは、「恐れを感じたり相手の勢いに押されたりして気持ちが弱ることなく。また、身がすくむことなく。」という意味です。

【例文】

  1. 相手が世界一のチームでも、怯むことなく真っ向から戦う。
  2. 真冬並みの寒さに怯むことなく、おぼれている子犬を助けるために川に飛び込んだ。