「一気に」の意味と使い方や例文!「一斉に」「一挙に」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
一気に

【読み方】
いっきに

【意味】
①途中で休まずに物事をするさま。いっぺんに。
②《近世上方語》すぐに。じきに。

【類義語】
・一挙に
・一息に

【対義語】
・徐々に
・次第に

「一気に」の使い方

健太
1000話達成記念で、一話から最新話まで一気に無料で読むことができるんだって。
ともこ
へえ。ありがたいけど、1000話まで読み切ることができないわ。
健太
5巻くらいで終わってくれるとありがたいよね。
ともこ
長期連載で許せるのはこち亀だけよ。

「一気に」の例文

  1. 役人に訴え出た主人公は、これまでの師への感情を一気に吐き出します。(三上延 ビブリア古書堂の事件手帖)
  2. 政府は防衛費を一気に9兆円に引き上げることを決めた。
  3. 暖かいところから寒いところに移動すると、一気に血圧が上がりヒートショックになる。
  4. この番組は、CMを挟んだりして焦らすことなく、一位まで一気に発表してくれるから好きだ。
  5. 一気に20階の展望台まで階段で駆け上がった。

「一気に」と「一斉に」「一挙に」の違いは?

一気に」に似ている語に「一斉に(いっせいに)」「一挙に(いっきょに)」があります。

「一気に」と「一斉に」の違いは?

一斉に」とは、「同時に。一様に。」という意味です。

一気に」も「一斉に」も、いっぺんに物事を行うさまをいいます。

しかし「一斉に」は、多くの者が同時にそろって物事をすることをいいます。

「一気に」と「一挙に」の違いは?

一挙に」一度にかためて物事をやること。ひといき。いっぺん。

一気に」も「一挙に」も、いっぺんに物事を行うさまをいいます。

しかし「一挙に」は、いっぺんに物事を行うさまをいう他、同時に物事が集中するさまにも使われます。