「意に沿う」の意味と使い方や例文!「意に添う」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
意に沿う

【読み方】
いにそう

【意味】
相手の希望や要求に応じる。

【類義語】
・意に召す
・気に入る

「意に沿う」の使い方

健太
集団生活って大変だな。
ともこ
何かあったの?
健太
お互いの意に沿うように折り合いをつけていかないといけないんだ。
ともこ
生徒はお客さまじゃないから、意に沿うことばかりじゃないけど、楽しいこともあるわよ。

「意に沿う」の例文

  1. 彼女は、両親の意に沿わぬ結婚をした。
  2. スポンサーの意に沿わないと、番組制作費を削られる。
  3. 要望通りの品を揃えたつもりだったが、客の意に沿わなかったようだ。
  4. それは住みにくいだろうと思ったが、施主の意に沿うような設計にする。
  5. 選手の意に沿うバットに作り直す。

「意に沿う」と「意に添う」との違いは?

意に沿う」は「意に添う」とも書きます。

意に沿う」の「沿う」は、付き従うという意味です。
意に添う」の「添う」は、ぴったりくっつくという意味で、ここでは「目的どおりになる。かなうようにする。」という意味で使われます。

意に沿う」も「意に添う」も、相手の希望や要求に従うという意味で使われます。