「いたたまれない気持ち」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
いたたまれない気持ち

【読み方】
いたたまれないきもち

【意味】
それ以上その場所にとどまっていられない。それ以上がまんできない。

【類義語】
・いたたまらない気分
・やるせない気分
・居心地が悪い気分
・身の置き場がない気分

「いたたまれない気持ち」の使い方

健太
微妙な位置に立っている人がいて、確認するのもあれだしと思ってその人の前に並んだら「並んでるんですけど」って言われたんだ。
ともこ
そういう時いたたまれない気持ちになるわよね。
健太
こっちに割り込む気はないんだけどな。
ともこ
文句を言うなら、並んでいることが分かるようにちゃんと並んでいて欲しいわよね。

「いたたまれない気持ち」の例文

  1. 自分のお下げ髪やメガネや、家にいるときの恰好として着ていたトレーナーとジーンズがどれほどやぼったいか、少年の顔にはっきり書いてあった。そのことに、いたたまれない気持ちにさせられたあげくの発言なのだ。(荻原規子 RDG レッドデータガール はじめてのお使い)
  2. もし、実際には富樫が来たと二人が知ったら一体どんな顔をするだろう、と靖子はいたたまれない気持ちになった。(東野圭吾 容疑者Xの献身)
  3. 直接の原因は、先生との関係。彼の利発さが疎ましかったのか、担任の先生は、ことあるごとに「賢い太田君」などと嫌味を言ったりして、彼をいたたまれない気持ちにさせた。(江川紹子 私たちも不登校だった)
  4. 彼女のような身分の高い人に敬語を使われいたたまれない気持ちになる。
  5. 沈黙が続き、いたたまれない気持ちになる。