「痛み入る」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
痛み入る

【読み方】
いたみいる

【意味】
相手の手厚い配慮・好意などに対して、深く感じいる。恐縮する。やや皮肉をこめていうときにも用いる。

【類義語】
・恐れ入ります
・恐縮です

「痛み入る」の使い方

健太
ともこちゃん。御親切痛み入ります。
ともこ
これくらいどうってことないわよ。
健太
とても助かったよ。いつか恩返しできるよう頑張るよ。
ともこ
期待しないで待っておくわ。

「痛み入る」の例文

  1. 己の眼識のなさを恥じ、田口は「痛み入ります」と率直に頭を下げた。(福井晴敏 終戦のローレライ 下)
  2. 痛み入る」 と、光秀は腰をおろし、すぐ作戦のうちあわせにとりかかった。(司馬遼太郎 国盗り物語)
  3. それをこの二面がいつでも偶然平らに並行でもしているかのごとき了見で、全体どっちが高いのですと聞かなければ承知ができないのは痛み入ります。(夏目漱石 中味と形式)
  4. こんな遠方までわざわざお越しいただき痛み入ります。
  5. 丁寧なごあいさつ、痛み入ります。