「曰く」の意味と使い方や例文!「本人曰く」とは?失礼にならない言い換え

【言葉】
曰く

【読み方】
いわく

【意味】
1、言うことには:誰かの言葉を引用する際に使います。「〜が言うには」という、少し改まった、あるいは客観的な響きを持つ表現です。
2、隠れた事情・理由:表向きには見えない、複雑な背景やわけのこと。一筋縄ではいかない歴史がある場合などに使われます。

【「本人曰く」とは?】
「(周りの評価や事実はさておき)本人が言うには」という意味です。
単なる引用だけでなく、「本人はそう主張しているけれど、本当かな?」という少し疑わしいニュアンスや、「自称」といった意味合いで使われることが多々あります。

【失礼にならない言い換え】

言葉の博士
「曰く」は相手を分析的に、あるいは少し突き放して見る響きがあるため、目上の人に使うと失礼になることがあります。
  • 上司や先生には:「〜様がおっしゃるには」「〜様のお話では」
  • 丁寧に言うなら:「〜によりますと」「〜の話によれば」

「曰く」の使い方

健太
ともこちゃん、見て!この拾った古いメダル、近所のポチ曰く、大昔の宝物なんだって!
ともこ
健太くん、まず犬は喋らないわよ。それに『ポチ曰く』なんて、ポチを偉い学者さんみたいに扱うのは変よ。
健太
えー!でも『本人曰く』というか『本犬曰く』、すっごく自信満々にワンワン言ってたんだよ?
ともこ
それは単に遊んでほしいだけじゃないかしら。でも、確かに何やら『曰く』がありそうな不思議な模様ね。

「曰く」の例文

  1. 足の速い佐藤くん曰く、朝ご飯をしっかり食べることが元気のヒミツなんだって。
  2. 本人曰く「テスト勉強は1分もしていない」そうだが、学年トップの彼の言葉を誰も信じていない。
  3. 部長曰く、今回のプロジェクトの成功は、チーム全員の粘り強い交渉があったからこそだ。
  4. あの店の安すぎるブランド品は、曰く付きの商品らしい。
  5. その商品、盗難品の疑いがあって曰く付きらしい。