「情が深い」の意味と使い方や例文!「情に厚い」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
情が深い

【読み方】
じょうがふかい

【意味】
他人に対する思いやりの気持ちの程度がはなはだしい。とても人情がある。

【類義語】
・情に満ちた
・人間味のある
・慈悲深い

【対義語】
・薄情

「情が深い」の使い方

ともこ
空手部は楽しい?
健太
情が深い先輩が多いから、変に気をつかうことがなくて楽しいよ。
ともこ
上下関係に悩んで空手が嫌いになったらもったいないわよね。
健太
日本の部活はそれが多いんだよね。

「情が深い」の例文

  1. 彼は強そうだが、実はすごく温かくて情が深い
  2. 困ってる人がいたら手助けする彼は情が深い
  3. 情が深い彼は、仲間を見捨てないだろう。
  4. 情が深い彼は、弱い人を救えない自分に歯がゆさを感じているようだ。
  5. 彼ほど情が深い人はなかなかいない。

「情が深い」と「情に厚い」の違いは?

情が深い」に似ている表現に「情に厚い(じょうにあつい)」があります。

情に厚い」とは、「他人に対する思いやりの気持ちの程度が大きい。いたわりの心が強い。」という意味です。

情が深い」も「情に厚い」も、優しさをいう言葉です。

しかし「情が深い」は、他人を思いやる気持ちをいいます。

対して「情に厚い」は、他人を思いやり行動をすることをいいます。