「勘違い」の意味と使い方や例文!「間違い」との違いは?(類義語)

【言葉】
勘違い

【読み方】
かんちがい

【意味】
間違って思い込むこと。思い違い。

【類義語】
・誤解
・思い違い
・心得違い

「勘違い」の使い方

ともこ
健太くん。ランドセルを背負ってどこに行くの?
健太
どこって学校だよ。寝坊してしまったんだ。そういえば、ともこちゃんも急がないと遅刻じゃない?
ともこ
今日は祝日よ。
健太
ああー。勘違いしてた。しかもズボンがパジャマのままだ。

「勘違い」の例文

  1. 何か重大なことでも聞かされると勘違いしたのか、母の顔に緊張が走る。(吉田修一 パーク・ライフ)
  2. 彼もそれをわかっていて、勘違いしたふりを装っていると感じたからだ。(東野圭吾 容疑者Xの献身)
  3. 幼い頃から兄の喜びを自分のもののように勘違いして育ってきた。(吉田修一 最後の息子)
  4. 勘違いしてひとつ前の駅で降りてしまった。
  5. ちょっとした勘違いが元で喧嘩になってしまった。

「勘違い」と「間違い」の違いは?

勘違い」に似ている語に「間違い(まちがい)」があります。

間違い」とは、
①真実と違うこと。誤り。まちがえ。
②しくじり。過失。あやまち。まちがえ。
③異常な出来事。事故。まちがえ。
④情事、特に分別のない男女の関係についていう。まちがえ。

という意味です。

勘違い」は、「間違い」を正しいと思い込むことをいいます。

対して「間違い」は、真実と違うことや誤りのことをいい、思い込むという意味がありません。