「見当違い」の意味と使い方や例文!「検討違い」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
見当違い

【読み方】
けんとうちがい

【意味】
見当を誤ること。見込み違い。

【類義語】
・誤解
・誤算
・違算
・不正
・見込み違い
・的外れ

【対義語】
・的確

「見当違い」の使い方

健太
野党はいつも見当違いな批判をするね。
ともこ
ああいう質問をするから万年野党なのよ。
健太
与党が頼りないと感じるけど、野党もまた頼りないよね。
ともこ
政治家がだめだめだから、この国の未来もだめだめね。

「見当違い」の例文

  1. 全く二人ともあのとき見当違いのことばかり言ってたのです。すっかり見当違いのことでした。(ドストエフスキー 白痴 下)
  2. 自分は何か大きな見当違いをしているのではないだろうか?(クリスティ 秘密組織)
  3. 何か隠していて、わざと見当違いの説明をしているようだった。(エラリー・クイーン スペイン岬の裸死事件)
  4. 見当違いの方向にボールを投げられた。
  5. 自分の意見が見当違いだったことを反省する。

「見当違い」と「検討違い」の違いは?

見当違い」と同じ読み方の表現で「検討違い」をみかけることがあります。

検討違い」は、じっくり調べたが間違いを犯すという意味で使われますが、「見当違い」と混同した語だと考えられます。

検討違い」という語は辞書には存在しませんが、「見当違い」は、予想や予測が間違えることをいいます。

対して「検討違い」は、じっくり考えたが間違えることをいいます。