「気兼ねなく」の意味と使い方や例文!「心置きなく」との違いは?(類義語)

【言葉】
気兼ねなく

【読み方】
きがねなく

【意味】
気をつかわず。遠慮なく。

【類義語】
・心置きなく

「気兼ねなく」の使い方

ともこ
健太くん。なんで一軒家に引っ越したの?
健太
気兼ねなく遊べるようにだよ。
ともこ
マンションだと気兼ねするわよね。
健太
そうなんだ。僕の声がうるさいって苦情がすごくてね。それで一軒家に引っ越したんだ。

「気兼ねなく」の例文

  1. 赤ちゃん連れに美術館を開放してくれる日があり、赤ちゃんが泣いても気兼ねなく美術鑑賞ができる。
  2. ここは防音になっているので気兼ねなく楽器演奏ができる。
  3. 誰しも気兼ねなく自由になり、労働という我々にふさわしくないものから解放されるのです。(カレル・チャペック RUR)
  4. 彼等三人は行きも返りも、気兼ねなく笑つたり話したりした。(芥川龍之介 秋)
  5. 健太くんは、お姉さんには気兼ねなく頼みごとができる。

「気兼ねなく」と「心置きなく」の違いは?

気兼ねなく」に似ている表現に「心置きなく(こころおきなく)」があります。

心置きなく」とは、「遠慮気がねなく。心残りなく。安心して。」という意味です。

気兼ねなく」は、遠慮「気兼ねなく」という意味です。

気兼ねなく」は、遠慮なくという意味がある点が「心置きなく」と違います。