「興が削がれる」の意味と使い方や例文!「興が醒める」との違いは?(類義語)

【言葉】
興が削がれる

【読み方】
きょうがそがれる

【意味】
楽しい気分や興味が薄れる。

【類義語】
・興ざめする

「興が削がれる」の使い方

健太
クリスマスってウキウキするよね。
ともこ
町全体がキラキラしていて華やいで見えるわよね。
健太
先生が、クリスマスなんておもちゃ業界が仕掛けたことで本当のクリスマスではない。おもちゃ業界に踊らされているだけだっていうんだ。
ともこ
興が削がれるようなことをいうわね。

「興が削がれる」の例文

  1. さっきまで楽しかったのに、彼の発言で興が削がれる
  2. 健太くんの態度にすっかり興が削がれた。
  3. 楽しい文化祭の最中に盗難事件があり興が削がれた。
  4. 朝早く並んでゲットした鞄と同じものを持っている人を複数人見かけて興が削がれた。
  5. こんなに楽しんでいるのに、興が削がれるようなことを言ってくれるな。

「興が削がれる」と「興が醒める」の違いは?

興が削がれる」に似ている語に「興が醒める(きょうがさめる)」があります。

両語とも、楽しい気分や興味が薄れることをいいます。

しかし「興が削がれる」は、外的要因によって薄れることをいいます。
対して「興が醒める」は、自分の気持ちの上で薄れることをいいます。