「気難しい」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

【言葉】
気難しい

【読み方】
きむずかしい

【意味】
①気分がすぐれない。うっとうしい。
②自分の考えや感情にこだわり、たやすく人に同調しない。神経質である。

【類義語】
・偏屈
・へそ曲がり
・つむじ曲がり

【対義語】
・心易い
・気さく
・気軽

「気難しい」の使い方

ともこ
健太くんはいつも気難しい顔をしているわね。
健太
そうかな。フレンドリーに見えない?
ともこ
眉間にしわを寄せて気難しそうにしか見えないわ。
健太
無意識のうちに眉間にしわが寄っていたようだ。気を付けるよ。

「気難しい」の例文

  1. もったいぶったところもなく、気難しいところもないのが気持よかった。(井上靖 星と祭上)
  2. 言葉に気難しい私の父親がと言っていたのだから、たしかな名称にちがいない。(森茉莉 記憶の絵)
  3. 毎朝、運転手つきの車に乗って出かけていくところを何度も見たことがある。が、いつも気難しい顔なので、口をきいたことはなかった。(阿川佐和子 走って、ころんで、さあ大変)
  4. 気難しい人の相手をするととても疲れる。
  5. あの客は気難しいから苦手だ。