【言葉】
心憎い
【読み方】
こころにくい
【意味】
①奥に何かあるようで強く心をひきつけられる。期待を寄せるさまにいう。
②奥ゆかしくすぐれている。
③恐るべきさまである。
④憎らしい気がするほどみごとだ。
【類義語】
・洒落た
・センスの良い
「心憎い」の使い方
ラストのあれは心憎い演技だったね。
演出も心憎かったわよ。
テレビでいいじゃないかって思っていたけど舞台っていいね。
息遣いが感じられるわよね。
「心憎い」の例文
- 分厚いハンバーグに、厚切りポテトと目玉焼きが添えられているのが心憎い。
- 彼は心憎いキャッチコピーを考える天才だ。
- サプライズで誕生日を祝ってくれるとは心憎いことを。
- すると弘融僧都が「三蔵は本当に情の厚い人だなあ」と言った。そのコメントが法師らしくなくて心憎く思った、という短い文章だ。(森絵都 風に舞いあがるビニールシート)
- 気が利いている。イタリアンデザインが心憎いのは、まさにこんなところなんです。(平松洋子 アジア おいしい話)