「心残り」の意味と使い方や例文!「後悔」「未練」との違いは?(類義語)

【言葉】
心残り

【読み方】
こころのこり

【意味】
あとに心の残ること。思い切れないこと。残念に思うこと。未練。

【類義語】
・未練
・残念

「心残り」の使い方

健太
僕が尊敬する選手が亡くなったんだ。
ともこ
急だったわね。
健太
彼と対戦できなかったことが心残りだ。
ともこ
対戦することができたら良かったわよね。

「心残り」の例文

  1. スケジュールが合わなくて、彼と会えなかったことが心残りだ。
  2. 優勝できないまま引退することになったことが心残りです。
  3. 夢の実現を見ぬまま亡くなった彼は、さぞ心残りだったろう。
  4. 全力でやり切ったので心残りはない。
  5. 完成を見届けることができないのが心残りです。

「心残り」と「後悔」「未練」との違いは?

心残り」に似ている表現に「後悔(こうかい)」「未練(みれん)」があります。

「心残り」と「後悔」の違いは?

後悔」とは、「前にしたことを後になって悔いること。のちのくい。」という意味です。

心残り」は、残念に思うこと、未練をいいます。

対して「後悔」は、悔いて嘆くことをいいます。

「心残り」と「未練」の違いは?

未練」は、
①未だ熟達していないこと。未熟。
②心の残ること。思い切ることができないこと。

という意味です。

心残り」も「未練」も、「あとに心の残ること。思い切れないこと。」という意味が同じです。

しかし「未練」には未熟という意味がある点、「心残り」には残念に思うという意味がある点が違います。