【言葉】
心残り
【読み方】
こころのこり
【意味】
あとに心の残ること。思い切れないこと。残念に思うこと。未練。
【類義語】
・未練
・残念
「心残り」の使い方
僕が尊敬する選手が亡くなったんだ。
急だったわね。
彼と対戦できなかったことが心残りだ。
対戦することができたら良かったわよね。
「心残り」の例文
- スケジュールが合わなくて、彼と会えなかったことが心残りだ。
- 優勝できないまま引退することになったことが心残りです。
- 夢の実現を見ぬまま亡くなった彼は、さぞ心残りだったろう。
- 全力でやり切ったので心残りはない。
- 完成を見届けることができないのが心残りです。
「心残り」と「後悔」「未練」との違いは?
「心残り」に似ている表現に「後悔(こうかい)」「未練(みれん)」があります。
「心残り」と「後悔」の違いは?
「後悔」とは、「前にしたことを後になって悔いること。のちのくい。」という意味です。
「心残り」は、残念に思うこと、未練をいいます。
対して「後悔」は、悔いて嘆くことをいいます。
「心残り」と「未練」の違いは?
「未練」は、
①未だ熟達していないこと。未熟。
②心の残ること。思い切ることができないこと。
という意味です。
「心残り」も「未練」も、「あとに心の残ること。思い切れないこと。」という意味が同じです。
しかし「未練」には未熟という意味がある点、「心残り」には残念に思うという意味がある点が違います。