「ままある」の意味と使い方や例文!「多々ある」「まあまあある」との違いは?(語源由来・類義語・対義語)

【言葉】
ままある

【意味】
時々ある。たまにある。

「まま」は「間間」と漢字で表記され、あいだあいだ、すきますきまの意。

【類義語】
・ないこともない
・時にはある
・往々にして

「ままある」の使い方

健太
しっかり者のともこちゃんでもうっかりすることがあるんだね。
ともこ
人間だもの。ままあるわよ。
健太
時々ならいいよね。僕なんて多々あるよ。日常茶飯事だ。
ともこ
健太くんはもっと注意した方がいわね。

「ままある」の例文

  1. プロでも失敗することはままある
  2. そういう間違いはままあることだから気にするな。
  3. 代表チームはオールスターとは異なるので、活躍している選手の落選はままあることだ。
  4. 生きていると良いことばかりではなく、茫然自失になるケースがままある
  5. 本心を口に出せないことがままある

「ままある」と「多々ある」「まあまあある」との違いは?

ままある」に似ている語に「多々ある(たたある)」「まあまあある」があります。

「ままある」と「多々ある」の違いは?

多々ある」とは、「たくさんある。数多くある。」という意味です。

ままある」は、時々あることをいうので、「多々ある」の方が高い頻度を表す語です。

「ままある」と「まあまあある」の違いは?

まあまあある」は、かなりの程度あるという意味です。

ままある」は、時々あるという意味で、物事の回数で使われます。

対して「まあまあある」は、十分とは言えないが結構あるという意味で、物事の度合いで使われることが多いです。