「まんじりともせず」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
まんじりともせず

【意味】
少しも眠らず。

【類義語】
・一睡もせず

「まんじりともせず」の使い方

健太
告白の答えが気になってまんじりともせず考え込んでいたよ。
ともこ
即答してもらえなかったということは、そういうことなんじゃないの?
健太
即答しなかったということは脈があるってことだよ。
ともこ
思いやりの気持ちから即答しなかったんだと思うけどなあ。

「まんじりともせず」の例文

  1. 一晩まんじりともせずに内臓たちの蠕動の音を聞きつづけたのだろうか。(開高健 破れた繭)
  2. お言葉のとおり私はひと晩まんじりともせず、明けがたに家を出ました。(A.C.ドイル 悪魔の足)
  3. まんじりともせず、妻の病状について考えていた。
  4. 気にかかることがあって、まんじりともせず朝を迎えた。
  5. 気がついたのは、まんじりともせずに夜を明かした翌朝のことである。(池波正太郎 幕末新選組)