「巻き起こす」の意味と使い方や例文!「惹き起こす」との違いは?(類義語)

【言葉】
巻き起こす

【読み方】
まきおこす

【意味】
①風などが巻くように吹き上げる。
②思いがけないことをひきおこす。

【類義語】
・かき回す
・波風を立てる

「巻き起こす」の使い方

健太
死海文書って知っている?
ともこ
その内容が世に出回ると、ひと騒動を巻き起こすと言われている文書ね。
健太
今まで伝えられてきた過去の歴史そのものを大きく揺るがすような新事実が記されていると言われているよね。
ともこ
生きている間にぜひ内容を知りたいわ。

「巻き起こす」の例文

  1. 極論とも言える彼の理論は、各方面で議論を巻き起こした。
  2. 政府の決定は、抗議の嵐を巻き起こした。
  3. その映画は、一大センセーションを巻き起こした。
  4. 不用意な発言が騒動を巻き起こすことがある。
  5. アニメブームを巻き起こした発端は何だったんだろう。

「巻き起こす」と「惹き起こす」の違いは?

巻き起こす」に似ている表現に「惹き起こす(ひきおこす)」があります。

惹き起こす」とは、事件・騒ぎなどを新たに生じさせることをいいます。

巻き起こす」も「惹き起こす」も、生じさせることをいいます。

しかし「巻き起こす」は、思いがけないことを生じさせることをいいます。

対して「惹き起こす」は、事件・騒ぎなどを新たに生じさせることをいいます。