「満を持して」の意味と使い方や例文!「満を辞して」「万を辞して」は間違い?(類義語・対義語)

【言葉】
満を持して

【読み方】
まんをじして

【意味】
十分準備をして。機が熟して。

【語源・由来】
「史記」李将軍伝から。

【類義語】
・機が熟す
・チャンス到来

「満を持して」の使い方

健太
満を持して山小屋の営業が始まったね。
ともこ
夏山登山の季節ね。
健太
今年は何回登ることができるかな。
ともこ
昨年は、感染症蔓延や台風の上陸であまり登ることができなかったもんね。たくさん登れるといいわね。

「満を持して」の例文

  1. デビューして12年、満を持しての歌手デビューです。
  2. 満を持して今月リリースされる。
  3. 満を持して、主役が登場し喚声が上がった。
  4. 満を持して初日の舞台に立つ。
  5. 満を持したニューモデルが発表された。

「満を辞して」「万を辞して」は間違い?

まんをじして」は、「満を辞して」「万を辞して」と表記されていることがあります。

満を持して」は、ことわざ「満を持す」からで、「満を持す」とは、
①弓を十分に引いて構える。
②十分に準備を整えて待機する。すっかり準備をして機の熟するのを待つ。

という意味です。

満を持す」の「」は、いっぱいという意味で、ここでは弓をいっぱいに引くという意味です。

持す」は、ある状態・態度を保ち続けることをいうので、「満を辞して」や「万を辞して」という漢字表記は間違いです。

辞す」は、「断る。辞退する。」という意味です。
」は、 「千の十倍。数が非常に多いこと。」という意味です。