「纏める」の意味と使い方や例文!「纒める」との違いは?(類義語)

【言葉】
纏める

【読み方】
まとめる

【意味】
①ばらばらのものを一つの整った状態にする。
②望ましい状態に成就させる。

【類義語】
・決着をつける
・完成させる
・集める

「纏める」の使い方

ともこ
健太くん。考えはまったかしら。
健太
纏めるまでもう少し待って。
ともこ
時間がかかり過ぎだと思うの。
健太
頭の中でこねくり回しているんだけど、なかなか纏めることができないんだよ。

「纏める」の例文

  1. 研究成果は論文として発表されたり、書籍として纏められたりしているので、興味があったら読んでみてください。
  2. 室の方の話を纏めるにしても、浅井の力を借りないわけに行かなかった。(徳田秋声 爛)
  3. これも自分の父と母が口を利いて、話を纏めてやったのだそうである。(夏目漱石 行人)
  4. 私は信州で小説を書く外に、外の四冊の詩集を一冊に纏めたいと思つた。
  5. 彼は独りになってから、その日の兄の置いて行った話を自分の胸に纏めて見た。(島崎藤村 新生)

「纏める」と「纒める」との違いは?

まとめる」は、「纏める」「纒める」と表記することができます。

纏める」も「纒める」も、「まとわりつく。まとう。」という意味です。

しかし「」は正字、「」は俗字という違いがあります。

一般的に「まとめる」と仮名で表記されることが多いです。