「真っ当」の意味と使い方や例文!「全う」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
真っ当

【読み方】
まっとう

【意味】
まともであること。

【類義語】
・真面
・真面目

【対義語】
・全くの誤り

「真っ当」の使い方

健太
SNS上での発言に批判が殺到することを炎上と言って悪いことのようにいうことがあるね。
ともこ
炎上は思い上がった人たちがする悪い行為じゃないの?
健太
全てが思い上がった意見というわけではなく、真っ当な意見もあると思うんだ。
ともこ
中にはあるかもしれないけど、他の真っ当じゃない意見に埋もれてしまうわね。

「真っ当」の例文

  1. 祖父のことは覚えていたが、真っ当な優しい人だったように思う。(畠中恵 ねこのばば)
  2. どれだけあなたが真っ当な人間になったと主張したところで、過去にあなたが犯した罪は消えない。(松岡圭祐 千里眼の教室)
  3. すぐ暗くなるから憂鬱になるのではなく、人々の真っ当な活動から外れているという後ろめたさを感じるせいだ。(桐野夏生 OUT)
  4. NHKの運営を支えているのは国民が払う受信料なのに、NHKは財務内容は明かさない。その様な団体への受信料義務はおかしいという批判は至極真っ当だ。
  5. ちゃらんぽらんな健太くんを見ていると、自分は真っ当な人間だと思えてくる。

「真っ当」と「全う」との違いは?

真っ当」は「全う」とも書きます。

全う」とは、形容詞「まったい」の連用形の音変化で、「真っ当」と同じ、「まともなさま。まじめなさま。」という意味です。

真っ当」は、当て字です。