「思い込み」の意味と使い方や例文!「勘違い」との違いは?(類義語)

【言葉】
思い込み

【読み方】
おもいこみ

【意味】
深く信じこむこと。また、固く心に決めること。

【類義語】
・偏った考え
・先入観

「思い込み」の使い方

健太
どうすればともこちゃんみたいに数学が得意になるのかな。
ともこ
思い込みをなくすことね。
健太
数学って、公式や解き方を覚えるんじゃないの?
ともこ
そのやり方は数学の能力が伸びないし楽しくないわ。数が苦になるわ。

「思い込み」の例文

  1. となると、思い込みは修正されるよりもむしろ強化される可能性が高い。これが思い込みの最終段階、つまり、頑固な思い込みである。(澤口俊之 あぶない脳)
  2. けど、それはただの思い込みにすぎないんで、あたしは言葉にしなかった。胸の中にしまっておいた。(喜多嶋隆 ビリーがいた夏)
  3. 自分の気のせいだと思い込み、深く考えずにいたことが失敗だった。
  4. それはともこちゃんの身勝手な思い込みに過ぎない。
  5. 卒業するまでずっと、佐藤さんのことを加藤さんだと思い込んでいた。

「思い込み」と「勘違い」の違いは?

思い込み」に似ている語に「勘違い(かんちがい)」があります。

勘違い」とは、「間違って思い込むこと。思い違い。」という意味です。

勘違い」は、間違って思い込むことをいうので、意味が通じる部分があります。

しかし「勘違い」は、間違いを間違ったまま固く信じることをいいます。

対して「思い込み」は、固く信じることをいい、間違いという意味がありません。