「まざまざと」の意味と使い方や例文!「まじまじと」との違いは?(類義語)

【言葉】
まざまざと

【意味】
目の前で見えるようにはっきりしているさま。

【類義語】
・明らか
・はっきり
・ありあり
・さやか
・定か

「まざまざと」の使い方

健太
あの時の恐怖をまざまざと思い出すよ。
ともこ
フラッシュバックというやつかしら。
健太
トラウマになっているんだ。
ともこ
催眠術で記憶を消すか、時間が解決してくれるのを待つしかないわね。

「まざまざと」の例文

  1. 健太くんには敵わないことをまざまざと見せつけられた。
  2. 大地震が起きた時の悲惨な光景をまざまざ思い出す。
  3. その娘たちのことを言った時にはまざまざとした虚言をついていたのだ。(有島武郎 或る女)
  4. そうして我々はまざまざとその味わいを会得することができたのである。(和辻哲郎 岡倉先生の思い出)
  5. わたしはいまでもあのときの鉄道の旅をまざまざとおぼえている!(ヘッセ 郷愁)

「まざまざと」と「まじまじと」の違いは?

まざまざと」に似ている語に「まじまじと」があります。

まじまじと」とは、目を離さないで一心に見つめるさまをいいます。

まざまざと」は、はっきりとしているさまをいうので、両語は似ていますが意味が違います。