「娶る」の意味と使い方や例文!失礼な表現?(類義語)

【言葉】
娶る

【読み方】
めとる

【意味】
妻(め)取るの意から、妻として迎える。

【類義語】
・めあわせる
・縁付く
・連れ添う

「娶る」の使い方

健太
僕の姉さんを娶るといってくれる強者はいないかな。
ともこ
お姉さんは結婚したいの?
健太
それが乗り気じゃないんだよね。
ともこ
お姉さんが乗り気じゃないなら、結婚はあせらない方が良いと思うわ。

「娶る」の例文

  1. いま、輿入れすると決めればどれほど楽か。しかも男は自ら娶ることを望み、これほどの優しさを示してくれている。(和田竜 村上海賊の娘 下巻)
  2. かつて頼宣が、娘のおよつ姫を光國にらせようとしたことを言っていた。(冲方丁 光圀伝)
  3. その間に彼は何人かの妻をって、さらに多くの子の父になった。(芥川龍之介 杜子春・南京の基督)
  4. 彼は60を過ぎて初めて妻をった。
  5. ともこちゃんをったのは、アラブの石油王だった。

失礼な表現?

娶る」は、妻を取るという意味です。

最近では男女平等の社会であることから、夫の家に入る意の「娶る」や「嫁入り」は使われなくなりました。

娶る」という表現を使うと不快に感じる女性がいるかもしれないので注意しましょう。