「蛻の殻」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
蛻の殻

【読み方】
もぬけのから

【意味】
①蝉や蛇のぬけがら。
②人の抜け出たあとの寝床や住居。
③魂の抜け去った体。死体。

【類義語】
・ぬけがら
・死体

「蛻の殻」の使い方

健太
警察がアジトに踏み込んだ時には、蛻の殻だったそうだよ。
ともこ
情報が漏れていたのかしら。
健太
警察内に裏切り者がいるのかもね。
ともこ
もしくは、軽い気持ちでSNSに明日踏み込むってつぶやいている警察官がいるのかもね。

「蛻の殻」の例文

  1. 布団をめくってみたが蛻の殻だった。
  2. 家の中は蛻の殻で誰もいないどころか家具もない。
  3. 容疑者は逃走した後で、ホテルは蛻の殻だった。
  4. 引返せ、この蛻の殻の重い土塊め、貴様の心臓を手に入れて来るのだ。(シェイクスピア ロミオとジュリエット)
  5. 去年まで借りてたマンションも解約済みで、部屋は蛻の殻やった。(東野圭吾 白夜行)