「持ち掛ける」の意味と使い方や例文!「相談を持ちかける」とは?(類義語)

【言葉】
持ち掛ける

【読み方】
もちかける

【意味】
相談などを切り出す。誘いかける。

【類義語】
・勧める
・談判

「持ち掛ける」の使い方

健太
母さんにお小遣いアップの交渉を持ち掛けたんだけど断られてしまったんだ。
ともこ
何に必要か、どうして足りないか理論的に説明した?
健太
そこまでしないといけないの?
ともこ
ご両親が苦労して稼いだお金をもらうんだから、ちゃんと説明しないとね。

「持ち掛ける」の例文

  1. 松太郎はそれを重兵衞に示して喜ばした上で、恁ういふ相談を持ち掛けた。(石川啄木 赤痢)
  2. ていのいいカウンセラーだな。彼女も何かと俺に相談を持ち掛けようになった。(恩田陸 夜のピクニック)
  3. それでも話し草臥れると、 「先生、将棋はどうです」などと持ち掛けた。(夏目漱石 それから)
  4. 健太くんは嘘のもうけ話を友人に持ち掛けた。
  5. その会社の特許がほしかったので、合併を持ち掛けた。

「相談を持ちかける」とは?

持ち掛ける」を用いた表現の一つに「相談を持ちかける(そうだんをもちかける)」があります。

相談を持ちかける」とは、相談を切り出すという意味です。

【例文】

  1. 大好きなともこちゃんに恋の相談を持ちかけられつらい。
  2. 自死を選ぶ前に、このコールセンターに相談を持ちかけてほしい。