「申し訳程度」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
申し訳程度

【読み方】
もうしわけていど

【意味】
名ばかり。ごく小さい。ほんの少しの。

【語源・由来】
「申し訳」は、実質が伴わず、体裁だけであることの意。

【類義語】
・御印
・雀の涙
・心許り

「申し訳程度」の使い方

健太
申し訳程度の駅舎があるだけで何もない駅だね。
ともこ
駅員さんもいないの。
健太
無人なんだ。まあ、交通系ICカードがあれば駅員さんはいらないか。
ともこ
交通系ICカードは使えないわよ。

「申し訳程度」の例文

  1. 申し訳程度の小さな窓が庭に向かって開いている。(村上春樹 1Q84 BOOK2)
  2. 申し訳程度に置いてある新刊のコーナーで、蒼子は珍しく足を止めた。(山本文緒 ブルーもしくはブルー)
  3. 小学校で、必ず自然学習なんて言って申し訳程度に田舎に連れて行くけれども、ある種の骨抜きでしかない。(養老孟司 バカの壁)
  4. マスコミ各社は大きな権力に気をつかい、申し訳程度に報道した。
  5. ランチセットに申し訳程度のデザートが付いてきた。