「申し分ない」の意味と使い方や例文!目上の人には失礼?褒め言葉?(類義語)

【言葉】
申し分ない

【読み方】
もうしぶんない

【意味】
心に不満の思うことのない。非難すべきところのない。

【類義語】
・問題ない
・完璧

「申し分ない」の使い方

健太
ともこちゃんは、学校推薦を受けるには申し分ない成績だね。
ともこ
学校推薦は受けないわよ。実力で受けるわ。
健太
そんなもったいない。
ともこ
学校推薦で受かるということは、一般受験しても受かるのよ。

「申し分ない」の例文

  1. 能力とこれまでの実績は申し分ない選手だ。
  2. お値段以上のクオリティで申し分ない
  3. オーダーメイドでつくったスーツは申し分ない出来だった。
  4. 山登りするには申し分ない天気だ。
  5. 彼は社長の椅子に座るのに申し分ない人物です。

目上の人には失礼?褒め言葉?

申し分ない」は、不満に思う点はないという意味なので、伝える相手によっては、上から目線に聞こえてしまう可能性があります。

なので、目上の人に対しては失礼になることがあるため使わない方が良いでしょう。

また「申し分ない」は、不満や非難すべき点がないという意味から、仕事の出来ばえを褒める意味でも使われます。

同僚や部下などから、書類などの確認を依頼された場合に、「完璧」「文句なし」という意味で「申し分ない」ということができます。