「凪いだ」の意味と使い方や例文!「凪いだ気持ち」「凪いだ瞳」とは?(類義語)

【言葉】
凪いだ

【読み方】
ないだ

【意味】
おだやかな。風・波が静まった。

【類義語】
・風がない
・波がない

「凪いだ」の使い方

ともこ
何で窓を閉め切っているの?
健太
強い風が吹いていたから閉めたんだ。
ともこ
今は凪いでいるわよ。開けた方が気持ちいいわよ。
健太
そう言えば風の音がしなくなったね。

「凪いだ」の例文

  1. この世界は一見、凪いだ海のように平らかに和しているように見えるだろう。(宮部みゆき ICO 霧の城)
  2. あの頃が嘘のように、凪いだ穏やかな気持ちで毎日を過ごしている。
  3. どれだけ批判されようとも、自分を信じているので心は凪いだままで揺るがない。
  4. 波は静かで、ボートを岸につながなくてもいいくらいに凪いでいる。
  5. 凪いだ海に、くっきりと十五夜の月が映っている。

「凪いだ気持ち」「凪いだ瞳」とは?

凪いだ」を用いた表現のに「凪いだ気持ち(ないだきもち)」「凪いだ瞳(ないだひとみ)」があります。

「凪いだ気持ち」とは?

凪いだ気持ち」とは、おだやかな気持ちのことをいいます。

【例文】

  1. 不思議と凪いだ気持ちで、医師からの余命宣告を聞いた。
  2. 我が人生に悔いはないと言いながら、凪いだ気持ちで人生の最後を迎えたい。

「凪いだ瞳」とは?

凪いだ瞳」とは、おだやかな目や視線という意味です。

【例文】

  1. 健太くんは、なにもかも受け止めたような凪いだ瞳になった。
  2. ともこちゃんは、凪いだ瞳で僕を見た。