【言葉】
粘り強さ
【読み方】
ねばりづよさ
【意味】
耐え忍ぶ力の強さ。
【類義語】
・しぶとさ
【対義語】
・飽きっぽさ
「粘り強さ」の使い方
今年のバレー部は強いわね。
粘り強さを強化したんだって。
しつこくどこまでもレシーブを追いかけ、ブロックはしつこいくらいについていっているもんね。
これは優勝するかもしれないよ。
「粘り強さ」の例文
- 古今集の寛けさから脱出して、強さ・鋭さ・粘り強さを形式から出さうとした。(折口信夫 女房文学から隠者文学へ)
- イアルは、箪笥を作るときの、あの静かな粘り強さで、一歩ずつ歩いているのだ。(上橋菜穂子 獣の奏者 IV 完結編)
- 雨が垂れていた。激しい勢いではないが、その分、永遠に降り止むこともないような粘り強さを感じさせる。(伊坂幸太郎 死神の精度)
- 彼の粘り強さが、研究を持続させた原動力となった。
- 健太くんには、不屈の粘り強さを感じる。
「粘り強さ」と「継続力」の違いは?
「粘り強さ」に似ている表現に「継続力(けいぞくりょく)」があります。
「継続力」とは、つづける力のことです。
「粘り強さ」も「継続力」も、能力のことをいいます。
しかし「粘り強さ」は、忍耐力の強さのことをいい、最後までやり通す力の強さのことです。
対して「継続力」は、つづける力のことをいいます。