「寝惚ける」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
寝惚ける

【読み方】
ねぼける

【意味】
①目が覚めても頭が働かずぼんやりとしている。夢うつつである。また、わけのわからない言動をする。ねとぼける。
②(比喩的に)色・形などがぼんやりしている。

【類義語】
・寝とぼける

「寝惚ける」の使い方

健太
お化けがいたんだよ。
ともこ
きっと寝惚けていたのよ。
健太
見間違えなんかじゃないよ。髪を振り乱したお化けが僕に笑いかけたんだよ。
ともこ
きっとそれは、寝癖がついたお母さんよ。

「寝惚ける」の例文

  1. して見ると、まさか電車の車掌がその度に寝惚けたとも申されますまい。(芥川竜之介 妖婆)
  2. 言って見れば、今までのが寝惚けた音なら、今度のは目の醒めた音である。(森鴎外 ヰタ・セクスアリス)
  3. それともいくら分析してもどこまでも不飽和な寝惚けた鼠色に過ぎないだろうか。(寺田寅彦 帝展を見ざるの記)
  4. ともこちゃんは起き抜けの寝惚けた顔もかわいい。
  5. 兄が言うには、僕は寝惚けて夜中に歩き回っているらしい。