「似合わしい」の意味と使い方や例文!「相応しい」との違いは?(類義語)

【言葉】
似合わしい

【読み方】
にあわしい

【意味】
似合って見える。につかわしい。

【類義語】
・無理がない

「似合わしい」の使い方

健太
いつも大人しい彼が暴言を吐いたと聞いたけど、本当なの?
ともこ
大人しい彼には似合わしくない発言だったそうよ。
健太
ともこちゃんもその場に居合わせたわけじゃないんだね?
ともこ
みんな伝聞でしかないの。デマかもしれないわね。

「似合わしい」の例文

  1. 渡瀬にでもさせておけば似合わしいことかもしれないと清逸は思った。(有島武郎 星座)
  2. それは惨劇のあった家としてはあまりにも似合わしくない芳香である。(横溝正史 金田一耕助全集)
  3. またもない似合わしい美貌の御夫婦であると見えるのであった。(与謝野晶子 源氏物語)
  4. この傘は、普段来ている服には似合わしくないように思える。
  5. 高級住宅街に似合わしいおしゃれなレストランですね。

「似合わしい」と「相応しい」の違いは?

似合わしい」に似ている語に「相応しい(ふさわしい)」があります。

相応しい」とは、「相応している。つりあっている。よく似合っている。」という意味です。

相応しい」も「似合わしい」も、似合っていることをいいます。

しかし「似合わしい」は、その場の状況や雰囲気に合っていることをいうことが多いです。

対して「相応しい」は、人に対して使うことが多いです。