「蔑ろ」の意味と使い方や例文!「蔑ろにする」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
蔑ろ

【読み方】
ないがしろ

【意味】
①他人や事物をあっても無いかのように侮り軽んずるさま。
②しどけないさま。むぞうさなさま。

「ナキガシロ(代)」の音便。無いも同然の意。
【類義語】
・粗略
・卑しむ
・おろそか
・なおざり
・差し置く
・無視する
・見くびる
・侮る

「蔑ろ」の使い方

ともこ
健太くん。既読スルーをするとはどういう了見?
健太
忙しかっただけだよ。
ともこ
私は親友だと思っていたのに、健太くんは、私を蔑ろにするのね。
健太
そんなつもりは毛頭ないよー。

「蔑ろ」の例文

  1. 家族を蔑ろにして仕事に邁進し過ぎたので、家族の時間を大事にする。
  2. 私は私の過去や未来を蔑ろにするものではない。(有島武郎 惜みなく愛は奪う)
  3. 女性の人権や権利が蔑ろにされている。
  4. 政府は、どこまで国民を蔑ろにすれば気がすむのか。
  5. 人は神を蔑ろにし、恋と友情を以って愛であると言い、利己愛を軽侮しました。(キェルケゴール 愛について)

「蔑ろにする」とは?

蔑ろ」を用いた表現の一つに「蔑ろにする」があります。

蔑ろにする」とは、侮り軽んじることをいいます。

【例文】

  1. 私を蔑ろにするとどうなるかわかっているだろうな。
  2. 彼は、先祖代々の墓を蔑ろにするような人ではない。