「望ましい」の意味と使い方や例文!目上には失礼になる?(類義語)

【言葉】
望ましい

【読み方】
のぞましい

【意味】
そうあってほしい。このましい。ねがわしい。

【類義語】
・好ましい

「望ましい」の使い方

健太
応募要項に漢検1級を所有していることが望ましいって書いてあるんだけど、望ましいって何?
ともこ
それくらいの能力があって欲しいってことね。
健太
この資格がないと合格できないわけではない?
ともこ
あったらあったで良いけど、相応の実力があればいいってことかな。

「望ましい」の例文

  1. 己れを捨てて社会の利益を図るの望ましきことはいうまでもない。(新渡戸稲造 自警録)
  2. これにはじゆうぶん時間をかけて、丁寧な指導を受けることが望ましい。(丸谷才一 日本語のために)
  3. この影響がけっして望ましいものでないことは、周知の通りであります。(湯川秀樹 創造的人間)
  4. 使わないほうが望ましいとは、使ってはいけないと同義である。
  5. 健康のためには、寝る前のスマホ操作をやめ、質の高い睡眠をとることが望ましい

目上には失礼になる?

望ましい」は、そうあってほしいという意味です。

望ましい」は、「望ましいです」というように丁寧な表現に変えることで目上の人に対して使うことができます。

しかし、「望ましいです」は、少々押しつけがましいニュアンスがあるため、使っても大丈夫な相手か判断して使う必要があります。

また、「望ましいと思われます」のように謙虚な表現で相手に伝えると間違いがないでしょう。