「推し量る」の意味と使い方や例文!「推し測る」との違いは?(類義語)

【言葉】
推し量る

「推し測る」とも書く。
【意味】
おしはかる

【意味】
既知の事柄をもとにして、未知のことについて見当をつける。推量する。推測する。

【類義語】
・見越す
・察する

「推し量る」の使い方

健太
ともこちゃんは無表情だから、何を考えているのかよく分からないな。
ともこ
がんばって推し量って。
健太
ポーカーフェイスから推し量るのは無理だよ。
ともこ
そこをなんとかがんばって。

「推し量る」の例文

  1. 母数が小さいデータから推し量っても正確なことは分からない。
  2. そのような彼女の行為が意味するものを、僕はなんとか推し量ろうとした。(村上春樹 国境の南 太陽の西)
  3. 況して今の人七百年の昔も知らねば七百年の昔いかでか今の世を推し量らん。(正岡子規 鎌倉一見の記)
  4. おまえに止められるのか、と私の力を推し量るようでもある。(伊坂幸太郎 死神の精度)
  5. 健太くんの心中を推し量る

「推し量る」と「推し測る」の違いは?

推し量る」は「推し測る」とも書きます。

しかし「推し量る」は、確かな根拠はないが、大体のことを推しはかることをいいます。

対して「推し測る」は、何かを参考にして推しはかることをいいます。